IPS/IDSとは―不正侵入検知/遮断システム
技術情報
IPSは「Intrusion Prevention System」、IDSは「Intrusion Detection System」の略です。IDSは監視と警告、IPSはそれに加えて通信の遮断までを行うことができるシステムです。
目次
この記事の目次です。
1. IPSとは
2. IDSとは
3. IPS/IDSの役割
1. IPSとは
IPSは、「Intrusion Prevention System」の略で、不正侵入予防システムです。 IDS(NIDS)をインライン接続することで、NIDSと同等の侵入検知機能と、NIDSよりも強力な防御機構を備えた製品です。
IPSは異常な通信をブロックする役割がある
IPSセンサーがネットワーク上を流れるパケットを監視し、登録された不正侵入・ 攻撃パターンと合致する通信を見つけた際に、その通信をブロックするシステムです。
IPS(Intrusion Prevention System)のカタカナの読み方
IPSのカタカナの読み方は「アイピーエス」です。 またIntrusion Prevention Systemは「イントルージョン・プリベンション・システム」です。
レンタルサーバーで無料で利用できる場合もある
KAGOYAの共用サーバーなどでは、無料でIPSが利用できます。
2. IDSとは
IDSは、「Intrusion Detection System」の略で、侵入検知システムです。
IDSの種類
IDSは、その動作形態や監視対象によって、ネットワーク型侵入検知システム(NIDS)とホスト型侵入検知システム(HIDS)の2つに分類されます。
3. IPS/IDSの役割
IPSの役割はIDS(NIDS)で検知したものを防御すること、IDSの役割は監視と検知することが役割になります。
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カゴヤ・ジャパン
カゴヤ・ジャパンは共用レンタルサーバーのプランもあり、利用者が多い共用レンタルサーバーの一つです。
更新履歴
更新履歴になります。
- 2022/9/24 IPS/IDSの役割について追記しました。
- 2022/7/17 IDSについて追記しました。
- 2022/2/17 IPS(Intrusion Prevention System)のカタカナの読み方について追記しました。
- 2022/2/5 記事をUPしました。